著作権所有者  宇井 清太
  著作権に関わる全ての行為を禁じております
再生ホルモン・・・・
  植物活性ペプチドである。


  株分けされると、休眠芽の部分にのみ活性ペプチドが生合成され、
  他の部位は・・・大きな変化が見られないのに、
  「芽」が大きな変化を見せ、休眠から目覚めて動き出す。

  この植物組織の部分に作用するホルモン。
  この存在が、これまで解明されてこなかったから・・・・・
  カトレアのバックふかし・・・を水ゴケで行った場合、
  元気なリードを発生させるに・・・苦労した。

  なぜ・・・大変なのか??・・
  この疑問を・・・・ラン界は解明することを怠り、職人技でバックふかし・・・を行ってきた。

  その結果、1960年代の、巨大輪の名花のほとんどは失われた。
  メリクロンされない銘花は・・・・ほとんど姿を消した。
  バックふかしが・・・無造作に出来なかったからである。
  他のランも例外ではない。
バンダの茎・・・切り上げ再生
カトレアのバックふかしから2年後の再生株
 ペレポスト バック ふかし。
上の写真は最上オーキッドガーデンのオリジナル株のペレポストによるバックふかしである。
メリクロンが無い時代は、どんな蘭でも・・・必死になってバックから再生させたものである。

ペレポストでのバックふかしは・・・無造作に出来る!
水ゴケ、バーク・・・などでは、非常に苦労している人・・・今でも多いようである。
メリクロン出来ないランでは、現在でも・・・バックふかしでの増殖、再生は重要である。
正統な遺伝子を保存する場合でも、バックふかしは重要である。

そういうことで、近頃、野生ランとか、寒蘭、春蘭、エビネの皆様から多くのお問い合わせを頂戴している。
皆さん研究熱心なことは嬉しいことであるが・・・・相当、研究不足である。

これまで、宇井 清太は秘密にしてきたことがある。
それは、ペレポストに含んでいる「植物活性ペプチド」・・・・植物ペプチドホルモンのkとである。
この部分的植物ホルモンのことは、ランのいかなる本にも未記載である。

右の写真はカトレアである、
株分けしなければ、バックの副芽は休眠し、何年も動かないで休芽になったままである。
ラン科植物は多年草の草本植物。
この休眠している芽も・・・伊達や酔狂で・・・眠っているわけではない!
  この休眠している芽を「休眠打破」して・・・・花を咲かせたいと・・・そういう技術も考えられるが、
  自然の法則というのは、そういうことではない。
株からすれば、大変な災害に遭遇して・・・、葉が全部ダメになった時は・・・・
御家の一大事ということで・・・休眠していた芽が・・・・動き出して新リードになる。

私たちの株分けというのは、ランから見れば・・・大災害の「手術」である。
これを・・・「大災害」「手術」と認識するセンサーが・・・・「植物活性ペプチド」である。
バルブが切り離されたことを認識。
これが無ければ・・・・休眠したままである。

ここまで書けば、バックふかしの要諦が理解できる筈である!
培養土に「植物活性ペプチド」・・・・・植物ペプチドホルモン・・・・含有し・・・
バルブの表面から吸収される状態であれば・・・・・・速やかに・・・・バックの休眠している芽が動き出す!
こういうことは、これまで発見されてきた植物ホルモン、オーキシン、ジベレリンなどでは、
顕著に見られなかった・・・・ものである。
葉芽を花芽にしたり、花芽を葉芽にしたりすることは・・・・胡蝶蘭など出来るが・・・・。
花を咲かせる花ホルモンとも異なる働きを持ったペプチドである。


ペレポストでバックふかしをすれば・・・無造作に出来る!
肥料を与えても・・・バックの芽はなかなか動き出さない。
植物が再生するためのホルモン。
これが植物活性ペプチドである。
人間では・・・「再生医療」・・・iPS細胞・・・の研究がスゴイが、植物では「再生」が無造作に・・・
多くの植物で行われている・・・。
古い株からの再生。



ペレポストでバックふかしする場合、多くの人が・・・とんでもないことをしている!
それは・・・病害菌が体内組織に繁殖している株を助けたいということで・・・・
この病株のバックをふかす。
こういう場合は、芽が動く前に・・・・病害菌の繁殖スピードが速いため・・・助けることが出来ない。
そういうことの結果として・・・ペレポストはダメ・・・と、責任転嫁する御仁がおられる。
そういうことでも、中には・・・再生できる株もある!
ダメモト・・・で・・・やって下さい。病気の株は!


植物活性ペプチドの詳しいことは、企業秘密の所もあるので、
記述するのはやめるが・・・・。
ペレポストは、水ゴケ、バーク、軽石のような・・・・「詰めもの」ではない!
同じ線上で・・・考えないで頂きたい。
新しい「価値を創造する」・・・・そういう培養土である。
簡単に言えば・・・水ゴケ、バークのラン栽培に・・・・この10年新しい創造が生まれたか???
新しい技術が・・・生まれたか???・

つまり、職人技で・・・作り続けてきた・・・・。
盆栽に使用される植物、樹木と・・・・草本植物の違いである
病気に侵されやすい・・・樹木より弱い草本植物は・・・・どしてもバックから世代交代して再生しないと、
子孫を継続できない・・・。樹木のように年輪が無い、樹皮が無い・・・。
名品を保存すとき・・・・この問題が出てくる。

だから、病気に欠けない栽培技術を持って、そしてバックから再生する・・・
そういう技術が・・・絶滅危惧種、珍品、名品を持つ人は会得しなければならない。
それを、サポートするのが「植物ペプチドホルモン」を含有する「ペレポスト」である。

蘭作りはプライドの高い人が多いが・・・・
そういう人に限って・・・勉強不足、・・・・固定観念にとらわれ、時代遅れになる。

ランのバックふかし
HOME           BACK

kouza a4ga